この課題では
様々な音楽を聴いて、
色や形を感じて絵を描きました。
抽象画の元祖といわれる
ヴァシリー・カンディンスキー(1866-1944)は、
音楽からインスピレーションをえて
抽象画を描きました。
カンディンスキーは音楽をきくと、
音がさまざまな色や線となって
感じられたそうです。
音楽を聴くといろんな風景が想像できます。
抽象画の歴史の元には
音楽が関係していたのですね。
描くポイント
- 色々な音がどんな色をしているか感じて描いてみよう。またそれぞれの色の配色や色合いを考えよう。
- 色々な音がどんな形をしているか感じて描いてみよう。またそれぞれのかたちの配置やバランスを考えて描いてみよう。
- それぞれのかたちや色の間(ま)やバランスを描いてみよう。「余白」も大事にしましょう。
この課題ではジャズやクラシック、環境音楽や民族音楽、現代音楽など様々な音楽をきいて、イメージを発想し、パステルで描きました。
音楽が鳴り始めるとその音楽がどんな色や形をしているのかを感じようと、みんなまるで瞑想しているようにしばらく目を閉じていました。そしてイメージが浮かぶと画面の上で様々な色や形が、まるで音が響き合うように現れました。